073617 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

2002年 韓日W杯の思い出

2002年 韓日W杯の思い出

2002年5月31日。待ちに待った韓日共催ワールドカップの開幕。
1年以上前からのチケット申し込み、抽選、ホテル予約・・・。
友達や妹と手分けして申し込み、Jリーグ観戦の際には
チケットの半券にせっせと住所氏名を書き込み、
地道にチャンスを広げていった結果、なんとか3試合を生観戦。

思えばチケット入手方法の発表から閉幕まで、気もそぞろの日々。
しかし心躍る楽しい期間でした。

6月4日 日本×ベルギー

キックオフを待つ埼玉スタジアム日本緒戦のチケット、幸運にも当選。友人が申し込んだ分が。ありがとう!ありがとう! もう涙ちょちょギレの感謝感激。
しかし、埼玉スタジムは遠かった・・・それ以前に出掛けていた時よりも遥かに遠く感じた。この入場の列はいつまで続くのー!いつになったらスタジアムに入れるのーー!! という長い時間を乗り越え。迎えた選手入場時には涙してしまいました。いや、入場前に泣いた。隣の友達に、「早いよ」と言われた。えへ。

会場入場時に地元の小学生達が書いた日の丸が配られてね、それを選手入場に合わせて掲げる訳なんですが、歓声がすごくて、手に持ったその紙がビリビリと震えるんです。その震えが心にも響いたというか、もう、その感覚がなんとも言えなくて。涙がこみ上げてきてしまいました。やはり、通常の日本代表戦とは全然違うんです。W杯って。この日見た風景と感動、そしてあの鈴木隆行のゴールは、一生絶対忘れないと思います。

この日、四国から従妹夫婦が同試合の観戦にやってきていました。駒込駅で待ち合わせた従妹は、NAKATA8のジャパンブルーのTシャツ姿。家からその格好で飛行機乗って来たんだって。結構つわもの。従妹は初のサッカー観戦でこの試合!贅沢者め!
旦那さんの方はずっとサッカーファンだったということで、試合後新宿の飲み屋でサッカー談義に花を咲かせてしまいました。二人の結婚式依頼、お会いするのはこの時が二度目だったのですが。サッカーってこういうところにも力があるのですよね。殆ど見ず知らずの人たちがすぐに打ち解けた雰囲気。

6月9日 日本×ロシア

この日はチケットがとれず、ホテルでテレビ観戦。とれたときのために新横浜の試合に合わせて、東横線沿線のホテルを確保してあったのでした。ギリギリまでインターネットでのチケット取りに頑張ってはみたものの、結局はダメ。家で一人で見るのも寂しいので、予約してあったホテルに出かけ、妹や友人たちと固まってテレビの前から声援を送りました。

しかし、あのテレビ放送はひどかった。なぜ試合をちゃんと映せないのか? 知らないうちにやっと出てきた私の中山さんにはイエローカードが出てるし、ベンチの稲本を映している間に試合終わってるし。「あれ?」って感じで・・・なんだか釈然としない終わり方でした。

人工温泉とはいえ、スパつきのホテルとってるあたりがちゃっかり(笑)

6月14日 日本×チュニジア

私と母の記念撮影(笑)この日もチケットとれなかったのですが、横国で行われたパブリックビューイングのチケットを入手。母と妹と3人で出掛けました。

正直、でかいスタジアムで寂しくモニターを見て・・・あんなに盛り上がるとは思わなかった。これはこれで楽しかったっす。声が嗄れるまで叫んだー。そろそろゴンが出るか! という場面で森島選手がったとき、一瞬「え!? あれ!?」って会場がなったのですが、すぐに気を取り直して「モリシ!モリシ!モリシマ!」コールを始めたのもなんだか可愛かった(笑)
結構面白いです、パブリックビューイング。クセになりそう。家で一人でテレビ観戦するくらいなら、パブリックビューイングをお勧めします。

6月17日 ブラジル×ベルギー

キックオフを待つ神戸ウイングスタジアムチケット当選。友人が申し込んだ分が。日本戦当てたのと同じ友人。くじ運いいな~ ありがとう!
日本がいる予選リーグH組の2位抜けが該当する試合。日本2位抜けいけるでしょう! と、私達はこの試合が当たったとき喜んだ。1位ベルギー、2位日本を信じて疑わなかった。だがしかし。まさかの日本1位抜け! 嬉しい誤算となりました・・・
何はともあれ2泊3日の神戸の旅。試合の前日に神戸入り、街を散策。北野で入ったうどん屋さんで三浦カズのサインを見つけ、お店の大将に「ときどき来るよ。奥さんも来るよ」なんて言われて、北野付近をカズさんの姿を求めてウロウロ・・・アホですね^^;

翌日の試合が行われたスタジアムは、最寄駅からも近くて、比較的楽に行けました。新興の埋め立て地みたいなところで、ちょっと寂しい景色でしたが。

ベルギー見るの2回目。日本でさえ1回しか見てないのに・・・むむ。なんだか気もそぞろ。そんな中、メインスタジアムにイングランドチームが登場。この試合の勝利チームと次に当たるための偵察観戦。友人のオペラグラスを取り上げ、ベッカム様をピンポイント観察。そのまま、ピッチ上の憧れのロベカル様をピンポイント観察。ミーハー気分で前半はロクに試合を見ていませんでした。

ブラジリアンはどこでもサンバ~試合はブラジルの圧勝。
試合後、勝利したブラジルチームがとっとと帰ってしまったのに反し、ベルギーチームはスタジアムを回って、観客にありがとうさようなら(たぶん)、と挨拶。拍手でお見送り。暖かい光景でした。

やたらとインターネットでチケットがとれまくっていた友人が、この日も一人で千葉からやって来ていました。以前に直前だと宿がとれないかもと言っていたとき、「いざとなったら私達の部屋にころがりこみな」と言ってはあったのですが・・・本当に来やがった(笑)スタジアムからホテルまで一緒に帰って、翌朝早くに彼女は仙台へ旅立って行きました。そう、日本戦のチケットもとれていたの。うらやましい。が、なんという行動力と体力でしょうか。私達の分も応援よろしく!! と送り出しました。

サンバの女王?美しいブラジルサポーター私と妹はチェックアウト後有馬温泉へ。有馬の金泉、大好きなんです。あの赤いお湯が私の身体に大変あっているみたい。日帰り温泉を堪能した後は、新神戸駅へ。駅のコンコースにある大型ハイビジョンテレビで日本×トルコ戦を観戦しました。駅の中で一喜一憂。仲間はいっぱいいた(笑) 
中には仕事の途中なのでしょうか、スーツからおもむろにサムライブルーのユニに着替え、試合後またスーツに着替えて去っていった男性もおりました。
日本が負けてしまったのでガックリしながらさようなら神戸・・・

しかし。
神戸の街の美しいことったら。

震災であんなことになってしまったとは思えない復興ぶり、感服いたしました。やはり、人間のパワーってすごいですね。

6月21日 イングランド×ブラジル

暑い!けど、青空キレイ。インターネットでとれちまいました、チケット。前日の夕方4時。仕事の合間の会社のパソコンで^^; もう、もう、大慌て・・・。
妹にも「とれちゃったー!」と連絡して、仕事終わらせて、有給休暇とって、有楽町にチケット受け取りに行って。チケットの実物見るまでチケットがとれたってこと信じられませんでした・・・ああ嬉しい(涙) しかしまたブラジルだよ・・・日本だって1回しか見てないのに、と思いつつ。

ジュビサポの私には馴染みの静岡スタジアム・エコパ。W杯で行くとなると勝手が違う。新幹線も指定席がなく、自由席に乗りこんだはいいが、すごい混雑で。東京で乗り込んだときに、新横浜から乗り込む妹に車両を知らせはしたものの、車内で出会えず。いや、お互いの姿が見えてはいるのですが、近寄れず。やっと話せる距離まで来たのは、静岡あたりだったでしょうか。は~ビックリ。

ジダン様直筆サイン入カップヌードルのやかん。最寄駅の愛野からエコパは見えます。一見すごく近くに。でも、駅からスタジアムまでの道ってなんだか曲がってる、というか回っているのですよね。詐欺のようにえらく遠回り。その日は6月だというのに真夏並みの陽気で(寒がりの私が半袖1枚だもんなー)、暑い中歩かされるのは拷問のよう・・・。途中の出店をひやかし、だましだまし歩いて行きました。でも、青空に浮かぶエコパは綺麗でしたよ!

試合は、イングランドが精彩を欠き、期待はずれ。ちょっちチケット代返して欲しいと思ったり・・・(新幹線代もいれたらいくらだよーと思ったり・・・)。しかし、オーエンの生ゴールを見られて、目的は果たした! そしてあのロナウジーニョの奇跡のようなフリーキック直ゴール! あれを生で見られたのは最高です。

試合後、駅までの人並みをやり過ごすためにスタジアム脇の芝生で休んでいると、同様の一団があり、見知った顔がおりました。地元のジュビサポの方。イングランドTシャツを着ていた私は、ブラジルカラーの彼に勝ち誇った顔をされました。どうせ負けたわよー。
脱力した体を引きづり、また混み混みで座れない新幹線で帰りました。

6月30日 決勝 ドイツ×ブラジル

バカ騒ぎの人々・・・・・・チケットはもちろんとれませんでした。でも未練たらしく、新横浜まで行きました。決勝戦の空気を感じたくて。

新横浜は今まで見たこともない状態になっていました。日曜の竹下通りかい! と思うようなすごい人出。あんな新横浜はあとにも先にもあれっきりではないでしょうか。出店もいっぱいあって、ひやかしにながら歩くのも楽しかった。レプリカユニを売っているお店をのぞいては、「バラックないのー?」と聞く妹。でも外国人の店員さんが何を言っているのかよくわからない。たまたま隣にいた韓国の方が「バラックはないって言ってるよ」と、日本語で教えてくれました。国際交流(笑)

試合の時間には関内にあったフットボールカフェに移動、店内で観戦。いや~~ここもすごかった。無国籍の客層。でもブラジル人のは見えないのです・・・やたらブラジルが人気。ドイツを応援していた私達姉妹はちょっと肩身が狭い。しかもブラジル優勝が決まったら店内にビールが舞い、びしょびしょになってしまいました。ビール臭い全身で東京まで帰ったことよ・・・とほほ~

チケット~~♪



© Rakuten Group, Inc.